加齢黄斑変性とは

加齢により眼の網膜の中心部に位置する黄斑になんらかの障害が生じて見え方が変化し、視力が低下する病気です。

視力を維持するために異常を自分でみつけるように心掛けてみましょう。

加齢黄斑変性から視力を守るカギは早期発見です。進行の早い滲出型(しんしゅつがた)でも、中心窩(ちゅうしんか)に達していない小さな新生血管を早期に発見できれば、効果的な治療が行え視機能の維持改善の可能性が高くなります。

この病気の進行には加齢が基礎にありますから、一度治療が完治したとしても、再発することが多々あります。また初めは片方の眼に発症することもあります。視力を守るためには、まず患者さん自身が発症を早期発見できるように心掛けることが大切です。

もし、ものが歪んで見える視野の真ん中が暗くみえる、視力が低下したようなど気になることがあれば、すぐに眼科を受診してください。



必ず片目ずつ行います。

・閉じている方の眼は手で覆い隠し、チェックする側は中心点を見るようにします。

(以下のような点に注意しながらチェックしてください)

・全ての線が真っすぐに見えているか?

・マス目の欠けている部分は無いか?

・波打ったり歪んだりしている部分は無いか?

この検査は眼科医でも行っておりますので、より正確に確認したい場合は眼科で行うことができます。